和洋折衷な店舗内装が落ち着く。地元のお気に入りのレストラン

地元に帰るたび必ず訪れるレストランがあり、その店舗内装がとても気に入っています。100坪程度はありそうな大きなレストランで地元の方がよく利用していますが、チェーン店にありがちな大きな看板や派手なライトアップなどは一切なく、和洋を融合させた平屋のような店構えです。

そのレストランは湖に面しており、店内からは湖やその向こうの景色を一望できます。店内のデザインは光が多く取り入れられるようになっているので曇りや雨の日でもそれなりに明るく、天窓もあるおかげでとても開放的な空間です。

平屋ですが天井がとても高いので圧迫感はありませんし、天井には木材が張り巡らされていて見ていて飽きません。その張り巡らされた木材の裏には間接照明が仕込まれており、電球は見えないようになっているので眩しさはありませんし、天井全体が光っているように見えてとても幻想的です。とはいえこれだけでは暗いので、メインの照明は壁に灯篭のようなデザインのものがいくつも設置されています。

テーブルや椅子は古いイタリア製のものばかりで、極端に派手というものではないですが日本風な天井や灯篭ともマッチするデザインです。入り口から食事をする空間までは少し離れていますが、途中の廊下には水が流れていたりオシャレな絵画が壁に並べられていたりと見ていて飽きません。個人的に旅館によくある和洋折衷的な空間は好みではありませんが、このレストランは和を強く出さずに洋に寄せているような感じなので、畳の部屋と同じ空間にソファがあるというようなミスマッチなデザインではないためリラックスできます。

床は御影石が使われていて若干汚れが目立つときはありますが、壁や天井が明るい木材なのに対し床は黒なのでメリハリが利いていていいと感じますし、御影石のキラキラした感じが周囲の照明でより際立って好印象です。入り口以外はドアがなく地続きのようになっているので、見た目以上に広々としています。

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