地域を愛し、地域から愛されたカフェのマスター

お客様であるカフェのマスターの悲しい知らせが届きました。

遡ること6年前。
大手企業を早期退職されカフェを開店したいと、ご相談がありました。
初めは少し緊張しつつも、真面目で優しい雰囲気に包まれた笑顔の素敵な方でした。

脱サラ、飲食業経験は大学時代のバイトのみ。
郊外の住宅街でのカフェ開業。
初めは、開業する事は相当厳しいと実感してました。

お話を伺い、地域の自然が気に入って、この土地に移り住み、地域貢献をしたいとの思いでカフェを出店したいとの事。
すっかりと地域を愛する熱意に押されていました。

内装・デザイン・設計の打ち合わせも、仕事を忘れて楽しい時間だった事が想い出されます。

開店後、驚いた事に料理の腕前、店内外装飾の秀逸さ、メニューや看板に書かれる書体の上手いこと。
センスが良く、カフェ開業の良いお手本のようでした。
そして何よりも一番はマスターの醸し出す心地よい雰囲気。

そんなマスターから突然、閉店したいと相談がありました。
春先から大病が発覚し、それでもカウンターに立ち続けたが「もう身体が限界です。素敵なお店を造っていただいたのに残念です。これからと言う時に悔しいです」と涙を流しながらおっしゃっていました。
私も涙を堪えながらお聞きするのがやっとでした。

それからひと月後に旅立たれました。

地域を愛し、愛されたマスター。安らかに。
マスター自慢のマンデリン。僕の一番好きな珈琲になりました。k.s

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