お気に入りの美容院の店舗内装には、白と黒のモノクロスタイルのをあげることができます。よく利用している美容院は、モノクロスタイルを徹底しているので、統一感があってかなりオシャレです。
床は白に少し灰色のマーブルが見られる大理石で、カットする側の壁は上のほうは黒いですが、8割ほど鏡になっています。カットと関係ない場所の壁は白で統一されていますが、シャンプーをする場所との仕切りやカウンター、席の前のテーブルなどのあらゆる部分が黒になっていました。椅子は黒いレザーのものです。バランスが良いモノクロスタイルなので、目がチカチカしてしまうこともないですし、自然と落ち着くことができる雰囲気に仕上がっています。その美容院はライトの種類にもこだわりを感じます。ペンダントライトが使用されているのですが、カバー部分は黒のマットなものです。光の色は白っぽいもので、全体的なテイストとよくマッチしています。
美容院には雑誌が用意されていることが多いですが、このお店の場合はテーブルの上に広げっぱなしではありません。入り口やレジの近くに用意されていることは同じですが、黒い本棚に並べられています。最新のものは表紙が見えるように並べられていますが、古いものはきちんとおさめられているのでゴチャゴチャしていません。お店のデザインは綺麗でも、こういった細かいところがゴチャついていて残念な美容院はたくさん見てきましたが、このお店は細かいところまでオシャレさが失われないようにこだわっていることが分かりました。
施術に必要なボトルなどが壁に設置されている棚に並んでいますが、ここにも工夫がされています。見た目がオシャレなボトルは飾るように設置されていますが、こまごまとしたものやお店の印象と違った色合いのボトルなどは黒や白のボックスにおさめた上で設置されていました。モノクロスタイルの美容院は細部までこだわりが感じられ、とても気に入っています。