海老名SA近くに介護事業所が出来ました。今までは横浜市内に広げていた事業所さんですが、今回は海老名市での開設です。こちらの物件はかなり古い建物で、スケルトン状態からの設計となりました。
フロントも無い状態なので、入口には全面ガラスのフロントサッシを新規に付けました。正面に車を停められるスペースがあり、開き戸にすると場所を取ってしまうので、引き戸にしています。
こちらの敷地は、裏口は出入りしづらいので、スタッフの出入りもお客様の出入りも入口からとなります。
スタッフさんは、バイクや電動自転車を利用する事が多く、ヘルメットやレインコートをすぐ外せるように入口付近に専用スペースが必要でした。
レイアウトを検討した結果、事務室は奥にしたいとのスタッフさんのご意見が多く、相談室や更衣室を入口付近に配置して事務室は奥にする設計となりました。水廻りは手前には持って来れない為、奥にまとめてレイアウトしました。事務室は日差しや目線を気にせず、業務に集中することが出来ます。
間口が狭く、広い空間ではないので、天井までの壁で区切ると狭く感じてしまうのですが、会話漏れ防止の為天井までの壁を希望され、そのような設計になっています。
内装は隣の店舗がグリーンを基調にしていたので、今回はブルーをポイントにグレージュアッシュの木目と合わせました。
ご依頼内容:オフィス・介護事業所のデザイン・設計・施工
物件内容:鉄骨造3階建て1階部 49.58㎡/15坪
竣工:2022年9月