雨風の中で作品を体感

昨日は台風が近づく中、前から予定していた安藤忠雄展に行って参りました。
安藤さんは建物に一部屋根を作らなかったり、開口にガラスを入れたくないと考える人で、
1/1の光の協会の模型も、十字架の部分にはガラスを入れず、一部の天井もありませんのでそれを見て欲しいとテレビで言っていました。
本物の光の協会にはガラスが入っているそうで、実現できなかったことを模型では表現できているようです。
そこで雨風が吹くなか、まさに開口が開きっぱなしの空間の中に入ってみましたが、正面の十字架と一部天井から雨風が入り込み、段差が多い床が濡れて滑りやすく、ベンチシートは半分濡れてしまっていました。使いこなす楽しみについて書かれてはいましたが、多分雨が降ったら何かで塞ぐしかないような気がする…これが安藤さんが実現したかったことなのか…やっぱり一般人には理解できないかもしれないですね(笑)

他にもかなり大胆な作品が沢山あり、さらにそれを実現してしまっていることに驚き感動しました。
展示を見ているとものを生み出して育てるということは楽しいのだなと改めて感じることができました。
本人がそれを好きで楽しんでやっているのが伝わってきて良い展示だったなと思います。
M.S

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