レトロでエキゾチックな店舗内装が落ち着く。ランプの明かりが魅力のレストラン

私が好きなレストランの店舗内装は、ちょっとレトロでエキゾチックな感じです。この雰囲気が落ち着けるから大好きで、今までいわゆる「昭和レトロ」デザインの店を見つけては足しげく通っていました。

これまで少なく見積もっても50軒近くのお店を見つけましたが、中でも一番のお気に入りはJR国立駅の近くにあるレストランでした。そのお店はこげ茶色の木造でしたが、外観が古い洋館のような感じで一見怪しげな雰囲気のお店です。初めての人はさぞや入りにくかったろうと思います。古い木の扉を開けると中は25席ほどの小ぢんまりした感じで、薄暗い店内には古時計や絵画、人形などのアンティークが所狭しと飾られており、まるで異空間に迷い込んだ感じでした。店内に流れるBGMは落ち着いたシャンソンのような感じの曲で、初めて耳にする知らない曲ばかりが流れていましたが、レトロな空間にフィットしてゆったりと落ち着けたことを覚えています。

そのお店の最大の特徴は、店内の明かりが蛍光灯ではなくランプだったことです。ランタンタイプから異国風のランプまで、いくつもの温かく柔らかい明かりが店内を照らしていました。このランプは日中も灯されていましたが、何と言っても圧巻なのは夕方から夜にかけての雰囲気です。レストランなので店内には食器やグラス類、サイフォンなどがありますが、ランプの明かりがこれらに反射すると同時に店内に飾られている古時計やオブジェなどにも映し出されて、何とも言えない雰囲気を醸し出していました。

肝心のメニューはパスタやグラタン、カレーなどがメインでしたが、そのどれもが大盛りで、初めてのときにそれを知らずに大盛りを頼んだら出てきた料理にびっくりしたことを覚えています。惜しむらくは、このお店が閉店してしまったためもう二度と行けないことです。マスターが年配で続けられなくなったことが理由ですが、まだお店自体は取り壊しになっていないので、前を通るたびに「営業中」の看板が出ていないかを確認してしまう日々が今でも続いています。

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