ビビッドな原色の内装デザインが落ち着かない。居心地の悪いレストラン

私がこれまでに訪れたことのあるレストランの中で、正直なところ最も居心地の悪いところがあります。その店がなぜ居心地が悪かったのかというと、まずは店舗内装のデザインが挙げられるのです。壁紙がビビッドな原色になっていて、席に座っていても常に落ち着かない状態に陥ってしまいました。なぜその色を選んだのか、選んだのは店のオーナーなのか内装業者なのか、そのセンスには驚かされるほどでした。壁紙のみならず、天井も同色になっていて、食事をしていても美味しく感じることができなかったのです。

良くなかったのは内装デザインだけではなく、店のスタッフのサービスも疑問に感じるものでした。どのスタッフも顔に笑顔がなく、笑ったらもったいないとでも思っているような様子がうかがえました。スタッフに全く愛想がないので客の方が逆に気を使ってしまうような雰囲気さえあり、とにかく店を出たい気持ちでいっぱいになってしまったのです。料理の味は決して悪いものではなかったのですが、味わう余裕などはなく、もう二度と行きたくないと強く思いました。一緒に訪れた友人も同じ気持ちだったようで、未だにこの店のことは語り草になっていて、今では笑い話にすることができました。