おしゃれなレストランといって私が思い出すのは、ある有名ブランドが銀座に展開しているレストランです。
店舗内装はそのブランドの調度品がずらりと並び、店の中全体で一体感を演出しています。
ブランドが作っている店なので、ひとつひとつのデザインは問題無し。テーブル脇には購入可能なバッグやアクセサリーなどが並び、きらきら感はお墨付きです。バックは実際に簡単に買える価格ではないのですが、それを見ているだけで自分も着飾っているような気分にさせてくれます。同行者も眼を輝かせていました。
店舗設計自体は非常にシンプルで、基本的にはホワイトの壁とホワイトのテーブルです。面積もそれほど広いわけではありませんが、テーブルとテーブルの間隔があいています。
もともと価格が高いので、満席になるような店ではありませんがそれなりに人が入ったときでもゆったりと生活ができるための設計ではないかと思われます。
ブランドの皿やカトラリーで提供されるのは、インスタ映えするような美しい料理です。
おなかいっぱい食べたい人には不向きかもしれませんが、もともとここはそういう店ではありません。
ただし、美しいものをたくさん見て、ある意味おなかいっぱいになったのは確かです。