通所介護施設(デイサービス)の内装は、利用者の生活の質(QOL)に大きく影響する重要な要素です。快適で安全な空間を提供することはもちろん、利用者のプライバシーにも配慮した設計が求められます。
本記事では、通所介護施設(デイサービス)の内装デザインのポイントや最新の事例などをわかりやすく解説します。
通所介護施設(デイサービス)の内装デザインの重要性
通所介護施設(デイサービス)の内装は、利用者の方々が日々を過ごす生活空間であり、その質はQOL(Quality of Life:生活の質)に大きく影響します。
快適で安全なだけでなく、心身ともに健康的な生活を送れるよう、様々な要素を考慮した内装デザインが求められます。
単に見た目を美しくするだけでなく、利用者の方々、そしてそこで働くスタッフの双方にとって、より良い環境を作るための重要な要素と言えるでしょう。
通所介護施設(デイサービス)の内装デザイン4つのポイント
通所介護施設(デイサービス)の内装デザインは、利用者の方々の安全・安心・快適な暮らしを支えるために細部にまで配慮が必要です。
ここでは、特に重要なポイントを4つに分けて解説します。
バリアフリー設計
バリアフリー設計は、車椅子や歩行器を利用する利用者にとって、安全に移動できる空間は自立した生活を送る上で非常に重要です。
滑り止めが施された床材、段差解消、広い通路の確保、手すりの設置、車椅子対応のトイレ・洗面台なども取り入れるべきです。
照明設計
適切な照明設計は視覚的な快適さを提供するだけでなく、転倒事故の防止にも役立ちます。
十分な明るさの確保、グレア(まぶしさ)の抑制、色温度の調整が求められます。
色彩設計
色彩設計も重要で、暖色系の色は温かみを感じさせ、寒色系の色は落ち着きを与えます。
アクセントカラーを効果的に使用することで空間に変化を与え、心理的な効果も期待できます。
素材選び
床材や壁材は耐久性、清掃性、安全性などを考慮して選びます。耐久性があり、清掃しやすく、安全性の高い素材を使用することが推奨されます。
また、抗菌・防臭効果のある素材も役立ちます。
これらのポイントを踏まえ、利用者にとって快適で安全な生活環境を提供し、生活の質を高めることができる介護施設の内装デザインを目指しましょう。
通所介護施設(デイサービス)の内装工事の流れ
ヒアリング・現地調査
まずは、施設の担当者様からご要望や施設の概要、現状の課題などをヒアリングします。その後、実際に現地を訪問し、現状を調査します。
プランニング・設計
ヒアリングと現地調査の結果を踏まえ、内装デザインのプランニングと設計を行います。この段階で、レイアウト、素材、照明設計、バリアフリーなど、具体的な内容を決定していきます。
3Dパースや図面などを用いて、完成イメージを共有することも重要です。また統括する地方公共団体によって設備基準が変わりますので注意が必要です。
見積もり
設計プランに基づいて、詳細な見積もりを提出します。費用内訳を明確にし、お客様にご納得いただいた上で、契約へと進みます。
施工
契約後、いよいよ施工開始です。工程表に基づき、解体工事から内装仕上げまで、丁寧に工事を進めていきます。
竣工・引き渡し
施工が完了したら、お客様立会いのもとで最終確認を行い、問題がなければ引き渡しとなります。
工事期間の目安
通所介護施設(デイサービス)の内装工事の期間は、施設の規模や工事内容によって異なりますが、約1ヶ月~3ヶ月 が目安となります。
スムーズに内装工事を進めるためには、信頼できる業者選びが重要です。実績豊富な業者に依頼することで、計画段階から完成まで、安心して任せることができます。
通所介護施設(デイサービス)の内装工事会社を選ぶポイント
通所介護施設の内装工事は、利用者の方々の生活の質に直結する重要な工事です。そのため、信頼できる業者を選ぶことが非常に重要になります。
数ある内装工事会社の中から、最適な業者を見つけるためのポイントを5つご紹介します。
通所介護施設(デイサービス)の施工実績
通所介護施設(デイサービス)の内装工事には、一般住宅とは異なる専門知識やノウハウが必要です。
例えば、バリアフリー法や消防法などの法令遵守、感染症対策、高齢者の身体機能や心理を考慮した設計など、豊富な経験と専門性を持つ業者を選ぶことが大切です。
過去の施工事例を確認し、実績が豊富かどうか、どのような介護施設の工事を手掛けてきたのかを調べましょう。
提案力
ただ要望を聞くだけでなく、施設のコンセプトや課題を理解し、最適なプランを提案してくれる業者を選びましょう。
例えば、動線設計、空間の有効活用、照明設計、色彩設計など、多角的な視点から提案してくれる業者であれば、より質の高い内装を実現できます。
コミュニケーション
密なコミュニケーションを図り、要望や懸念にしっかりと耳を傾けてくれる業者を選びましょう。
疑問点や不安点があれば、いつでも相談できる体制が整っているかどうかも確認しておきましょう。
アフターフォロー
工事完了後のアフターフォロー体制も重要なポイントです。定期的なメンテナンスや、不具合発生時の迅速な対応など、長期的なサポートを提供してくれる業者を選びましょう。
通所介護施設(デイサービス)の内装工事は、利用者の方々の生活の質を左右するだけでなく、施設の運営にも大きく関わります。
通所介護施設(デイサービス)内装事例
ここでは、株式会社東京建創が手掛けた最新の通所介護施設内装事例をご紹介します。
狭山ヶ丘 デイサービス 楽・楽・楽(ららら)
築46年の倉庫をデイサービス施設に改装するプロジェクトを担当しました。お客様の要望に応じ、バリアフリー設計や断熱性の向上を行い、快適な環境を提供しております。
また、トイレや更衣室の床をフラットに改修し、利用者の利便性を確保しました。内装デザインは木目と黒を基調としたコーディネートで、外部も綺麗に仕上げました。
施工事例:
湘南台 リハビリ特化型デイサービス ともにReha
元コンビニの長方形の物件を活用し、照明器具や電気設備を既存利用して予算を抑えました。
新たに車椅子用と通常用のトイレを設置し、利用者の利便性を確保。内装はスポーツジムのようなシックなデザインを目指し、コーポレートカラーのブルーを用いたサインも設置しました。
施工事例:
川崎市宮前区 デイサービス
リハビリテーションを目的としたこの施設は、スペースの問題で浴室を設置できませんでしたが、機能訓練室の広さを確保しつつ、相談室やトイレなどのスペースをコンパクトにレイアウトしました。
既存のガラスサッシで開放感を保ちながら、ジムスタジオのような内装を実現。利用者の増加に備え、最適な環境を提供しています。
通所介護施設(デイサービス)の内装なら「東京建創」にお任せください
通所介護施設(デイサービス)を開業するにあたって、内装は利用者さんの印象を左右する重要な要素の一つです。
快適な空間は、利用者さんの満足度を高め、リピート率向上に繋がります。株式会社 東京建創は、お客様の理想を形にする、高品質な内装サービスを提供しています。
東京建創の強み
豊富な実績と経験: 様々な規模・種類の通所介護施設(デイサービス)の内装工事を手掛けてきた実績があります。豊富な経験を活かし、お客様のニーズに最適な内装をご提案いたします。
確かな技術力: 高い技術力を持つ熟練のスタッフが、施工からアフターフォローまで責任を持って対応いたします。
多様な施工事例: 和風、洋風、モダンなど、様々なスタイルの整骨院内装の実績があります。ホームページで施工事例をご覧いただけます。
最新の技術・トレンドに対応: 常に最新の技術やトレンドを取り入れ、お客様に最適な内装をご提案いたします。
通所介護施設(デイサービス)の内装なら「東京建創」にお任せください
株式会社東京建創は、56年以上の実績を持つ内装工事会社で、特に介護施設の内装工事において豊富な経験があります。
通所介護施設(デイサービス)に特化した専門知識を有しており、お客様のご要望を丁寧にヒアリングして最適な内装プランを提案します。
高品質な施工と充実のアフターフォローを提供し、快適で安全な生活空間を実現。新規開設・リニューアル、部分改修、メンテナンスなど幅広いサービスを承ります。
通所介護施設(デイサービス)の内装工事をお考えなら、ぜひ株式会社 東京建創にご相談ください。お客様の想いを形にする、最高の空間を創造いたします。
まとめ
通所介護施設(デイサービス)の内装は、利用者の方々の生活の質(QOL)に大きく影響する重要な要素です。
快適で安全な空間を提供することはもちろん、入居者の方々のプライバシーにも配慮した設計が求められます。
内装デザインのポイントとしては、バリアフリー設計、照明設計、色彩設計、素材選び、など、様々な要素を考慮する必要があります。
信頼できる業者に相談し、見積もりを依頼することで、予算に合わせた最適なプランを提案してもらうことができます。ぜひ東京建創にご相談ください。